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企画展
木下佳通代
Kazuyo Kinoshita
- 木下佳通代
- 《'85-CA256》
- 1985年
- キャンバスに油彩
- 62 × 50cm
- 会期・会場
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松本
2026
07.01
(wed)
07.18
(sat)
10:30-18:00
月・火休廊
東京
2026
07.01
(wed)
07.18
(sat)
12:00-18:00
日・月休廊
- 概要
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“私が絵画に求めている「もう一つの自然」あるいは「もう一つの実在」とは、美術と自然が異なる存在でありながら、共に創造物であるということと関わっています。” —木下佳通代 (1939–1994)
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この度、ギャラリー石榴は木下佳通代展を東京・南青山と長野県松本市の弊ギャラリー2会場にて、同時開催いたします。
木下佳通代は1939年に神戸市に生まれ、関西を中心に活動したアーティストです。
1970年代に「存在」や「知覚」、「認識」を問う理知的な写真作品によって注目を集めたのち、1980年前後より、写真という「外部より与えられたイメージを用いる手法」から、「主体的に線と色とで描くこと」へと、段階的に移行していきました。
木下がいう「もう一つの自然、あるいは実在」を生み出すための探究は、1982年以降の抽象絵画において本格化します。色数を絞り込んだ筆触のせめぎあいによって、絵画にしか生み出しえない空間を追求するその試みは、1994年に55歳で病に没するまで続けられました。
2024年に開催された、没後30年の回顧展(大阪中之島美術館、埼玉県立近代美術館)にて、作家の「存在」への問いが、活動期間を通して一貫したものであり、とりわけ、これまで十分に知られていたとはいえない80年以降の仕事—絵画という媒体の可能性に挑んだ成果が、鮮烈な印象を残したことは記憶に新しいところです。
本展は、写真をベースにした1970年代のペーパーワークを含みつつ、とりわけ1982年以降の絵画に焦点をあて構成いたします。存在や認識への問いを、最終的に絵画という媒体によって追究した木下佳通代。その静かで果敢な探究の一端に触れていただく機会となれば幸いです。ぜひ会場にてご高覧ください。
- 出品作品
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- Biography
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木下佳通代 | Kazuyo Kinoshita(1939–1994)
略歴
1939 年 神戸市長田区生まれ。
1958 年 京都市立美術大学(現京都市立芸術大学)に入学
1962 年 大学卒業後、神戸市立丸山中学校、親和学園などで美術教師として勤める
1965 年頃 河口龍夫、奥田善巳らのグループ〈位〉と共に活動
1970 年代前半 ギャラリー16(京都)、村松画廊(東京)で定期的に個展を開催
1977 年 第 13 回現代日本美術展兵庫県立近代美術館賞を受賞
1981 年 ハイデルベルク・クンストフェライン(西ドイツ)で個展開催
1982 年 第 11 回ブルーメール賞美術部門を受賞。油彩による抽象絵画の制作を開始
1990 年 がんの宣告を受け闘病生活に入る。治療法を求めロサンゼルスを度々訪れ、現地でも制作を続ける
1994 年 神戸にて 55 歳で逝去
2024年 没後30年を記念した回顧展が大阪中之島美術館および埼玉県立近代美術館で開催される
PAST
過去の展覧会
